高知大学概要2020

高知大学概要2020

スペインの建築家アントニ・ガウディは「芸術におけるすべての回答は、偉大なる自然の中にある」と述べています。今回の表紙デザインは、造化の美をラナンキュラスと桜をモチーフにして表現しています。高知大学の学生が大地に根を張り、花を咲かせることを願って制作しました。
昨今では、「デザイン」という言葉の意味が広義に解釈されるようになりました。装飾や意匠という意味からコミュニケーションという意味へ拡張しています。しかし、美しさやビジュアル表現の在り方を追求した先にものやことの可視化があると思います。偉大な先人がデザインという土壌を耕し、潜在する価値を引き出す不断の努力こそ、今日の「デザイン」に内包していることを知らなければならないと思います。

表紙
裏面


高知大学概要2020」に1件のコメントがあります

  1. デザインと言うものが個々を意味しているものだと言うことがよくわかった。デザインに正解などはなく、個々のセンスや考え方というものが大切だということもわかった。ただ、何も考えもせず、芸術作品を見るのではなく、作者の気持ちを汲み取ろうと努力すればもっと面白く感じるものがあるのかもしれない。また、自分としての感覚をぶつけてみるのも良いだろうと思う。このように初めて見たものから感じ取ろうとする力や、そこに課題をぶつけて考えてみるということが協働に大切なことだと考える。

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