キッズアートの実践

キッズアート

高知大学教育学部附属幼稚園における「ローラー版画」を用いたキッズアートの教育実践を行っています。この背景として、附属幼稚園では、高知大学教育学部との連携教育プログラムを2016年度から実施しており、これまでの教育研究を発展・継続する意味合いも2019年度も継続しています。幼児期の豊かな感性を拓くプログラムは、「絵具遊び活動」プログラムとして3ヵ年にわたり開発されてきました。
ローラー版画は版画技法の一種ですが、非常に簡易的に版画或いは版の役割を理解することのできる技法です。版画というのは、様々な種類の版種が存在します。この版種によって4つの版種に大別することが出来ます。中でもリトグラフ、シルクスクリーンは特殊な溶剤を用いる必要があり、技法の習得に時間がかかります。このローラー版画は他の版画とは異なり、溶剤が必要なく準備も簡便であります。子どもたちは絵の具の混色を楽しみ、ローラを転がして遊ぶことができます。この活動は、「身体表現」と「絵画表現」が合わさりダイナミックな作品を創造することができます。

作品完成
完成作品
植物を用いた版の作成
植物を用いた版の作成

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