デザイン室という場

高知大学ホームカミングデー「地域協働マルシェ」に向けて準備が整いました。商品開発のプロセスの中でも、手作業によるものづくりのフェーズです。議論するのではなく、手を動かす作業です。商品を扱うという意識の弱さを感じることはありますが、「商品を見せる」「丁寧に仕上げる」ということを短時間でも感じてもらえたのであれば良いのかなと思います。
デザインはMacintoshがあれば自然に上手になるという勘違いをしている方がいます。デザインの場というのは人や本(美術・工芸)、現場の空気感、手作業によるものづくり、これらの連関は不可分なんです。パソコンやアプリケーションが作品を作るのではなく、作るのは人のアイディアと熱量なんですよね。全体もディティールも違いを見せることで、デザインの本質を伝えられたら良いな。高知大学デザイン室はそんなデザインの現場なんですよね。

ROGO Design:SAKAKIBARA Momoka

地域協働マルシェ店舗イメージ

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