高知大学前に設置されている「押しボタン式信号機」の利用調査をしたところ、ほとんど使用されていないことが判明した。大学生や近隣の小学生の通学路でもあるが、道幅が狭く交通量が多い場所であり、歩行者および自転車の飛び出しなど危険な場面も多い。このことから押しボタンの存在を示す装飾デザイン及びかぶり物やポスター・チラシなどによる視覚効果も見据えた交通安全活動の提案が学生よりなされた。この活動は、押しボタンの存在を示すとともに利用促進をし、事故防止につなげることを目的としている。

活動期間は平成24年10月3日から全5回にわたる。かぶり物をして声かけをするほか、チラシ付きティッシュを配布したことで手に取った人の興味も高かったのではないかと思われる。このことは高知県発行の「安全安心まちづくりニュース」にも取り上げられたほか、ポスターを配布した附属学校及び近隣小学校、朝倉地区交通安全協議会からも交通安全に対する意識の向上につながったと評価を得ることができた。本活動はデザインや美術などの創作活動を行う学生が問題提起し、問題解決への方向を模索した過程である。表現することとは何かを考え、地域との関わりを考える上での活動姿勢は評価でき、次年度への活動の発展・継続へ決意を新たにすることができた。

本プロジェクトの遂行にあたって、高知県文化生活部県民生活・男女共同参画課、高知県警察本部交通部交通企画課・交通規制課、高知県安全推進県民会議、本学学生支援課のご支援とご協力により上記関係機関との連携を行うことができたことをここに御礼申し上げます。

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