書家・北川修久先生の著書『立体象書』のブックデザインをしました。
本書は著者が長い書家人生で辿り着いた藝術論・書論を作品と共にまとめた労作です。2017年9月12日より開催される個展「美中の旅」、併催の研究会展とも連動しております。
本書の構成は、はじめに書論として「立体象書」の考え方を解説し、後半ではその理論が実際の書作品にどうのように関わっているのかが作品と共に論じられています。昭和20年から30年代にかけて『墨美』の中で、井島勉や木村重信が書作品をプリミティビスムや前衛藝術、現代アート等と比較考察が旺盛であったことも作品制作の下敷きになっていることは言うまでもありません。著者は、常に同時代の美術を探求し、1000年2000年という時間軸で自身の作品の理論を構築しようとという研究者でもあります。

本書を読めば書の認識が変わること間違いなしです。

わたしにとってはフランス、台北、国内の様々な旅にご一緒させていただき、
文字学の基礎を学ばせて頂いた恩師のような存在です。
美中の旅は「心」の中にあります。
リーブル出版、2017年9月12日発行、定価1,800円(税別)
ISBN978-4-86338-199-5

エディトリアルデザイン

 

 

 

 

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※本書はリーブル出版が誇るスーパーブラック印刷です。黒の発色が別格です!